(番外編)自分で対応し、失敗した事例。

年末から相談が増えてきました。

Re助屋は、基本的に紹介者のみ対応しています。

このホームページやブログも、

コンサルの内容を説明するより、

事例を読んで頂いた方が解りやすいと思い書いています。

 

債権者との交渉は、

100人相談に来られたら、100人通りの対応方法があります。

借入金を『目からウロコの手法』で対応する行為は同じですが

銀行対策の事前準備・ストーリー造り・トークは、全て異なります。

些細なミスが、大きな失敗を招きます。

 

相談後に連絡が取れなくなる方がいます。

三回連絡しても連絡が取れない。返信が無い方には、

その後、連絡はいたしません。

 

連絡が取れなくなり

面談時の話を元に、自分で交渉する方がいます。

直接交渉した95%の方が、数か月経つと再度連絡をしてきます。

そして必ず言われる事が

面談時に言われた様に進まない。

金融機関が激怒している。

話が違うではないか。怒 です。

 

最初の面談時に

目からウロコの手法。そして結末を伝えます。

しかし進め方や交渉方法は、詳細な資料を見てないので説明していません。

ホームページやブログに何度も記載していますが

怒らせない。大義名分。経済的合理性。

を基本に進めないと、交渉は進みませんし、

進め方を間違うと相手に不信感を持たれ面倒なことになります。

 

自分で交渉を行う方は

コンサル費用を節約しようと思い自身で行動します。

しかし 

言葉にするのは難しいのですが、

交渉は、微妙なさじ加減で決まります。

 

進め方を間違うと、マイナスが増え、その後が面倒になります。

 

Tさんは

当初3000万位の現金を残せ、老後の資金に回せる予定でしたが

自分で交渉した結果

債権者に不信感を持たれ収拾がつかなくなり

法律家の先生に『破産費用を分割払い』でお願いしました。

 

自宅も財産も全て無くなり

厳しい老後になりました。

 

破産する必要が無いのに

債権者の追及が厳しく、精神的安心を求め破産しました。

 

残念な事例です。

 

 

今の時代、ネットである程度の事は書かれていますが

それを自分に置き換えた時に、

どれとどれを組み合わせれば良いか?

この微妙な さじ加減がコンサルの腕の見せ所です。

 

料理も一つまみの調味料で美味しくなります。

その一つまみがコンサルの仕事です。